レッスン
2018/05/24
ビューティーコンサルティング = ベースメイク編
こんにちは。
暖かな5月の日を楽しんでいらっしゃいますか?
今日はこれまでの2回に引き続き、GW連休中に行われたビューティーコンサルティングの風景を紹介させて頂きます。
ここまででスキンケア~パーソナルカラー診断のコンサルティングを行ってきました。
ここで次は、本題のヘアメイクに入ります。
【基本の中の基本!=スキンケア】********************
第一回目の「教室風景ご紹介-その1」では、スキンケアの方法について説明を行いましたが、ここでは実際にスキンケアを行っていきます。
最初に覚えておいて頂き度いことは、お肌のコンディションが良くないと化粧は非常に乗りにくいことです。
荒れた肌に化粧を施す作業は、きめ細かな水彩紙の代わりに、粗い油絵用のキャンバスを使用して、繊細な水彩画の絵を描いていくようなものです。
なので、お化粧の前に最初に行うスキンケアは、下地を整える意味としてもとても重要です。
では、前回のおさらいをしてみますね。
敏感肌をお持ちの方は特に、以下のことに気を付けながら化粧水を肌に与えていきましょう。
☆ 手のひらにたっぷりとること
☆ 手のひらになじませること
☆ 手のひらで温めること
☆ 中心から外に向け顔全体に、包み込むようになじませること
さらに、肩こりが原因で血流がわるくなり、これが肌に影響します。
そのためストレッチを行い身体をほぐすことにより、血の巡りを良くしていきます。
すると、これだけでもSさんのお肌にみるみる変化が表れ、とても健康的なツヤを帯びはじめます。
効果は十分で、ノーメークでもキレイなほどになりました。
お料理などでも同じことが言えますが、丁寧な仕事はやはり雑にこなした作業とは差がでることが分かります。
ここまででは難しいことは一切ありませんので、お肌との会話、肌の下の血流とリンパの流れを整えることを、日ごろから少しだけ意識してみてくださいね。
【ベースメイク(お肌の状態がわるいとき)】********************
お肌の状況がわるいときはあれこれつけずに、「シンプルケア」に徹しましょう。
これは、Sさんのような敏感・混合肌や、花粉症や大人で揺らぎ肌の方などのさまざまな状況を抱える方、すべてに当てはまります。
お仕事をされる大人の女性の方は、お肌のコンディションがどんなにわるくてもベースは必須ですから、
この場合は、皮膚科で処方されるお薬 + パウダリーファンデーションでベース作りをしましょう。
今回、Sさんにお勧めしたパウダリーは、
【エスト・パウダーファンデーション・シルキースムース・オークル07】
この花王製パウダリーは、乾燥やシミ、大人の敏感肌を、ナチュラルな肌感に整えてくれます。
オークル系の色味で、Sさんの赤みのある肌色を適度に整えてくれて、首とのなじみも相性抜群です。
お化粧直しとしても使えるので、普段から持ち歩きたいアイテムになると思います ♪
【ベースメイク(お肌の状態が良いとき)】********************
お肌の状態が良い時は、ベース/化粧下地で赤みをケアして、ニュートラルで透明感のあるお肌に整えます。
赤味のケアの方法は、カラー補色の関係から【グリーン】で補っていきます。
赤味がとても強い方やニキビのケアなどには、グリーンのコントロールカバーを使って、部分的にカバーしていくのが有効です。
Sさんにはコントロールベース/化粧下地でお顔の全体に塗っていきたいので、今回のお勧めは以下になります。
【エレガンス・パンプリフティングベース R BE900】
色味としては、黄色というよりベージュピンク(サーモン系)になりますが、赤みを程よくカバーしてくれながら、高い保湿効果を発揮します。
また、キメ、毛穴カバー、透明感を出してくれ、ベースのみでも肌は、1枚のベールで被われたように変身します。
ナチュラルメイクでお出かけの際は、エレガンスベース + お粉のみでも良いと思います。
【ベースファンデーション】********************
肌の調子が良い時は、エレガンスベースで赤みを抑えて整えてから、リキッドファンデーションを使用していきます。
今回は、
【RMKジェルクリーミーファンデーション103:イエローオークル系】 を使ってみました。
リキッドファンデーションを使う時は、1プッシュで少量を取り、お顔全体になじませます。
仕上げはエレガンスのお粉で軽く押さえました。
【パーソナルカラー診断の限界】********************
パーソナルカラー診断の結果では、Sさんのベストカラーはブルーベースのサマーです。
ベストカラーの考え方から言うと、ベージュピンクの化粧下地やイエローオークル系のリキッドファンデーションを薦められることはまずないと思います。
では、メイクアップアーティストの概念から考えると?
Sさんの素肌の赤みは積極的にカバーした方がよく、ニュートラルな肌色に整えるのがベターと思われます。
化粧品はメーカーによって、色の出方やカバーの強さなどの特色はさまざまであり、特にベース/下地に関係するものには違いが顕著にみられます。
また、その他に使う化粧品との相性やご自分のお肌との相性、
さらに、なりたいお肌や仕上げていくイメージによって、何を選んだら良いのか迷ってしまうと思います。
そんな際に、ご自分の肌と好相性の化粧品と出会えた時にはうれしいものです。
ぜひご一緒に、あなたのベストアイテムをさがしてみましょう ♪
メイクの仕上がりは、ベースで80%は決まってしまうこと
だけは忘れないで下さいね。
次回はポイントメイク編-その1をお伝え致します。
今日も良い一日をお過ごしください。
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