イメージコンサルタント
2019/03/03
2020年度の新卒採用で伊勢半さんが【顔採用】!
こんにちは。
雨の日曜日、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
けっこう話題になっていますね。
【顔採用】!
創業1825年と、江戸時代から続く老舗化粧品メーカーさん伊勢半さんが、
3月1日の2020年度新卒採用解禁日に、【顔採用】の導入をアナウンスしました。
伊勢半さん公式サイト>☆☆
これまで通りの通常採用もありますが、この、顔採用を通じて応募してきた学生さんは、商品企画部門または
デジタル・広報宣伝部への配属が予定されるとのことです。
ところでこの、顔採用。
特に、容姿を判断するのではなく、
【自分を自由に表現してもらうこと】
らしいです。
顔の印象を決めるのに重要なメイクを用いて、自由な自己表現をして、
本人らしさを見せてください、という、化粧品メーカーらしいアプローチですね ♪
これには、就活生の半数以上が、就職活動時のメイクや服装に不自由さを抱いているという
調査結果から生まれた採用方法とのことですが、それだけかな~と、アナウンスされた3月1日
からずっと考えていました。
すると、なんとなく、これかな?
と思える考えが浮かんだので、少しお話させて頂きますね。
おそらく、インバウンドとアウトバウンドを販売戦略の視野にいれており、
つまり、日本人以外向けとしての商品の企画~販売に携わることが出来る、
柔軟な考えをもちながら、積極性を兼ね備える、表現力豊かな人材を求めている
のではないかと感じました。
いま、【Made in Japan】 の化粧品は、その品質の良さから海外でも非常に人気があります。
資生堂も37年ぶりに、最大950億円を投じて、国内工場を新設しているという、これまでの
海外への生産拠点を移す流れから、完全に逆行しています。
この流れをサポートするのはやはり、【人材】ということになりますので、この度の伊勢半さん
のアプローチに至ったのかと思ったのですね。
こうなると、今度は大変なのは就職活動をする学生たちです。
自由が認められたのは良いのですが、今度は、自分を表現する必要が出てきます。
どのような自分であるのか?
どんな表現方法が適切なのか??
いままでは、就活スーツを着て、就活メイクをしていれば、集団からは外れずに
【安全】が保障されていましたが、これからはそういきません。
それでは、化粧品メーカーの一員として、日本人以外に向けた商品の展開を
行っていくにはどのような人材である必要があるのでしょうか?
英語ができればOK?
or
メイクの技術を磨けばOK??
or
イメージコンサルタントのスキルで世界と対峙???
どれも必要不可欠なスキルですが、最後のスパイスとして、
【自分らしさ=日本人らしさ】
をどのように表現するかではないでしょうか?
交通や通信技術の発達により、世界はとても狭くなっています。
ですから、国際社会を渡り歩くには、イメージコンサルタントのスキルを
身に着ければ、国際ルールから外れることはないのでとても容易なことです。
ただ、特に海外の方は、
【あなたはだれ?】
【あなたの考えは?】
と、最後の部分、むしろ、最初の出だしでわたしたちに問いかけてきます。
伊勢半さんが就活する学生に問いかけているのも、まさに、
【メイク】
というものを通じて、自分のアイデンティティを表現してくださいと、
基本的でありながら、これまでなかなか語られなかった部分なのかなと思いました。
みなさんの自分らしさ。
意識されてますか?
スイマセン。
今日は、なんだか堅苦しい話をしてしまいました。
またこれから、ブライダルの写真など、ばんばんとアップさせて頂きますね ♪
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
世界に負けない!!
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