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イメージコンサルタント

2018/04/02

【人は見た目が9割?】

東京ではそろそろ桜の花も散り始めました。

 

みなさん、お花見の終盤で、飲み過ぎは大丈夫ですか?

 

今日は、【やっぱり人は見た目か?】

 

と言うことについて考えてみたいと思います。

 

約10年前に出版されたベストセラー書でもある、竹内一郎さんの著書【人は見た目が9割】では、

 

言葉以上にノンバーバルコミュニケーションが大切であることをお話しされていましたが、

 

ここでの【見た目】とは、主に【外見】と考えていきたいと思います。

 

 

虫眼鏡で見る大きい目のメンズモデル

 

 

ヘアメイクやイメージコンサルタントの仕事をしていると、「外見」を重視されるご職業ですよね、

 

と周囲からは見られることが多くなります。

 

 

しかしこの外見。

 

 

本来の自分の中にあるものが外に出てくるだけで、そもそも出せる中身がないと、

 

外見をどこまでもキレイに繕っても、すぐに化けの皮が剥がれてしまいます。

 

イメージコンサルタントの考え方というのは、合理主義のアメリカが発祥の地であることから、

 

ファッションやヘアメイク、立ち居振る舞いなども含め、自らのアウトプットを

 

全てコーディネートするという術を用いて、周囲の人間に自分が魅力的であることを伝えようとします。

 

 

イメージコンサルタントスキルを用いて演説する男

 

 

少し否定的な表現になってしまいましたが、合理的な考え方が悪いことではありません。

 

その行為自体は、決して嘘をついているような内容ではありませんので。

 

 

取引先で重要なプレゼンがあり、緊張して伝えたいことの半分しか伝えられなかったら残念ですが、

 

外見や身振りなどのアウトプット部分を事前に準備することで自分を高め、

 

実力をフルに発揮できれば素晴らしいことです。

 

 

しかしこれは、今の自分を100% or 120%?表現するテクニックであって、自分の今の100%を120%に

 

成長させるという性質のものではないのですね。

 

わたしの個人的には、この自分を成長させる方法としては、日本的な【茶道】が最も効果的ではないかと考えています。

 

 

茶道お点前で柄杓を構える着物の女性

 

 

幼少のころから大学で夜遊びを覚えるまでは、私自身も熱心にお稽古に通っていました。

 

裏千家で勉強をしていましたが、礼儀作法を身に付けるためにと、親からやらされていたというのが本当のところです。

 

今ではお点前はすっかり忘れてしまいましたが、その時に教わったことは心の片隅に残っています。

 

【察する】こと。

 

【敬う】こと。

 

【和敬清寂】の考え方ですね。

 

実に日本的な考え方ですが、国際社会でも十分に通じる考え方であると信じています。

 

 

例えば、イメージコンサルティングを勉強する際に「立ち居振る舞い」を意識しますが、

 

西洋の場合は自分自身の為の「立ち居振る舞い」である様に感じられます。

 

これに対して日本的な、茶道の中でも学べる「立ち居振る舞い」は、相手を思い、敬った結果、

 

自然に発せられる「立ち居振る舞い」のように思われます。

 

この相手に対する敬う気持ちが形に現れた姿が、人を美しく見せるのだと思います。

 

日本人としてこの背景を意識しながら他国の人たちと渡り合うためには、少なからずこの考え方を

 

英語で説明できる力量が求められるところではありますが。。

 

大先輩である、岡倉天心を見習わなければいけませんね。

 

 

お茶室でお菓子を扱う着物を着た女性たち

 

 

最終的には、内面を充実させることは大切ですが、同時に外見を整えることで、人柄や知性、能力などの、

 

内に秘めたものが外に伝わりやすくなるのではないでしょうか。

 

【外見】【内面】

 

両者をバランス良く意識できれば、人はより美しく見えるのかもしれませんね。

 

やっぱり、人は見た目が9割?

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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甲斐孝生君の作のお茶碗に点てられた薄茶と釜と柄杓と袱紗

 

* 笠間在住の友人、甲斐孝生君の作のお茶碗で一服頂きました。@2017年笠間陶炎祭にて

 

 

 

 

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