大人メイクの現代事情 大人メイクの現代事情

大人メイクの現代事情


ビューティーコンサルティングの風景
まず、レッスンの呼び名を「ヘアメイクレッスン」から「ビューティーコンサルティング」に変えさせて頂きました。

レッスンを受講される方の入り口は「ヘアメイク」であったとしても、服装のコーディネートや色使いなど、トータルでお悩みを解決するケースがほとんどですので、カラー診断や骨格診断なども含めたところでのアドバイスが求められることになります。

この場合、単なる「ヘアメイク」ではなく、「イメージコンサルタント」としてのレッスンの要素が強くなりますので、今後はこのようにレッスンの呼び名を変えさせて頂こうと思います。

もちろん、「ヘアメイク」を集中して勉強されたい方や、「ヘアメイクのプロ」を目指したい方などへは、「ヘアメイクレッスン」として、この分野に特化したレッスンを提供させて頂くことは、これまでと同様に行っていきたいと思います。

コンサルティング事例のご紹介

さて、この度コンサルティングを体験していただいたのは、都内在住の40代女性、キャリアOLさんでいらっしゃるSさんです。

※あらかじめHP掲載用のコンサルティングとうたっていましたので、お写真などをオープンにさせて頂くことに関してはご本人のご了承を得ておりますこと、まずは初めにお伝え致します。


まずはヒアリングから

では、Sさん。

コンサルティングを希望される理由は十人十色ですので、まずは日ごろのお悩みからお聞きします。


Sさんの最初のお悩みはスキンケアです。
では、まずはメイクを落としてすっぴんのお顔を拝見。


課題は盛りだくさんです。

  • お肌が敏感過ぎて、肌に触れているとすぐに赤くなってしまう
  • なので、ケアのやり方がわからないし、何を使ってよいのかもわからない
  • 寒い時期や花粉の時期は、「酒さ」という皮膚疾患や赤みとニキビに悩まされる
  • 敏感肌でTゾーンにはニキビ跡・毛穴が目立ち、化粧崩れがしやすい
  • 頬は肌が薄く、赤みがめだつ
  • 額の横じわが気になる

などなど。


現在、ご本人が使用しているスキンケア用品を挙げて頂きました。
➀ クレンジング:洗い流し専用の水溶性オイルタイプ
➁ 化粧水:YSLフォーエバーリフレイターエッセンスローション
③ 美容液:YSLフォーエバーリフレイターセラム

クレンジングについて

では、「クレンジング」からみていきましょう。
→ 敏感肌の方はクレンジングと洗顔、化粧水選択が最も重要です。

敏感肌のSさんには、現在お使いのなじみの良すぎるオイルタイプよりは、肌刺激の少ないジェルのタイプのほうが良さそうです。
→ アイメイク用品 ウォータープルーフ使用の時は専用リムーバーを使用

やりかたとしては、なるべく短時間で、たっぷりと多めのジェルを使って、肌に負担をかけずになじませるのがコツです。
→ 摩擦NG なじませ方はポイントメイク<目、唇とファンデーションベースなど汚れ別にそれぞれをなじませる>

最後は、ぬるま湯でクレンジングを流した後で、しっかりした腰のある泡で洗顔を行います。
敏感肌におすすめ→ dプログラムマイルドクレンジングジェル、dプログラムマイルドクレンジングウォッシュ(資生堂)


敏感肌の方は、このように丁寧で、極力摩擦を抑えたクレンジングが必要になります。

スキンケアについて

次は「化粧水」「美容液」です。

両者ともイヴサンローランのフォーエバーリフレイターをお使いですが、保湿と肌の張りに着目した大人のエイジングラインをお使いになられています。
こちらはSさん今のところお肌に合っているとおっしゃっており、問題ないと思います。
敏感肌の方が「化粧水」「美容液」を使う時のコツは、

  • 手にひらにたっぷりとること
  • 手のひらになじませること
  • 手のひらで温めること
  • 顔全体に中心から外に、包み込むようになじませること

これも、丁寧に行うことが大切ですね。

Sさんのように敏感・混合肌の方は、肌の状態が体調やストレス、大気や気温差、花粉、紫外線などの影響を受けやすいので、かかりつけの皮膚科さんとのお付き合いがとても重要です。

基本的にはオイル分が少ない「クレンジング」、「スキンケア用品」で、水分重視で肌なじみと浸透がよいタイプが肌に合っています。

スキンケアは、肌の状態が悪い時は、「化粧水」、「美容液」の使用は様子見をして、皮膚科でお薬として処方されるステロイド剤や保湿剤でケアすることをお勧めします。
・毎日の肌の声を聞きながら正しいケアで、肌の状態を極力健康にキープできるようにします。
・皮膚科さんはステロイドを安易に出さない、じっくりカウンセリングをしてくれ、長くお付き合いできる安心な皮膚科さんを見つけましょう。
・ニキビやかゆみが出たときは常備薬でなるべく早い手当てを。外出時もポーチに入れておきましょう。
・保湿剤はヒルドイド(処方薬)、白色ワセリンなどがあります。
・病院でのお薬の効き具合は、自分でも確認しながら 合わないときは、すぐに治療方針、お薬を変えてもらいましょう。

スキンケアは、毎日変わる自分の肌のコンディションとしっかり向き合い、朝起きた状態の肌、汗や化粧くずれした時の直しやケア、帰宅後すぐ洗顔と肌チェック、時間のある時のリラックス~ディープケアまで、その時々の手当がとても重要になります。

・スキンケアは基本的にはなるべくシンプル(2~3ステップ)にし、目元や口回りなど保湿やリフトアップなどエイジングケアは部分的におこないます。
・エイジングケアは、マッサージは摩擦をおこしやすくセルフでは難しいので、筋肉の流れに沿って美容液をつけながらツボ押しが効果的です。


・額の横しわは、もともとの骨格要素が考えられますが、頭皮が固くなって下がっていることもあると思います。シャンプー前にしっかり頭皮マッサージしたり、頭皮のツボ押しをして頭皮を元気に引き締めましょう。





・スペシャルケアは保湿などのエイジングパック、ニキビ跡や小鼻回りの角質は、ナチュラルなピーリングや酵素洗顔、肌の状態が良い時だけおこない、おだやかな洗い流しタイプがおすすめです。
・ピーリングは、FANCLスキンリニューアルパック(ナチュラルピーリング洗い流しパック 朝化粧前、夜入浴しなが3~5分)刺激が少なくおすすめです。
・美白はケミカルなものが多く肌に負担をかけるものが多いです。
皮膚科さんに相談してビタミンC入化粧水など処方してもらってもいいと思います。
日焼け止めもSPF値の高いものは肌に負担をかけ、肌荒れを起こしやすくします。
SPF20前後の化粧下地と外出前は上からつけられるパウダリーで化粧直し、日差しが強い時は日傘などで 対処しましょう。

ご自分の肌といつも、会話をしてみてくださいね。
・敏感肌はその時々の正しいケアが必要で、オーバースキンケア(やり過ぎ)、過保護はNGです。肌の調子が良い!良くなっていることが実感でき、とにかく肌を飽きさせない!のが秘訣です。
お肌のコンディションは、もともとお一人お一人違いますし、その方の置かれている環境や体調年齢で変わっていくものです。
・お悩みがある方、化粧品メーカーのスキンケア用品だけで対処しようとしないで是非、一度 私どもLIPSヘアメイクにご相談くださいね。



本頁は、2018年5月9日のブログ記事の解説となります。
→ ビューティーコンサルティング = 教室風景のご紹介 その1

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